Apdex T は、 Apdex の中心値です。Apdex Tは、トランザクションが"許容できると考えられる以上の応答時間です。"
Apdex T値はアプリケーションごとに定義することができ、アプリサーバとエンドユーザのブラウザのパフォーマンスに別々の値を設定することができます。また、 主要なトランザクション に対して、個別にApdex Tのしきい値を定義することができます。
なぜApdexの測定値が重要なのか、そしてどの閾値がお客様のアプリケーションに適しているのかを知る方法については、この短いYouTubeビデオ(約3分40秒)をご覧ください。
アプデの設定
Apdexのしきい値を変更できるのは、データを積極的に報告しているアプリに限られます。例えば、アプリの1つがデータを報告していない場合、そのアプリのApdex設定オプションは表示されません。
アプリケーションサーバーのデフォルトのApdex T閾値は0.5秒です。Webトランザクションに対するアプリケーションサーバーのデフォルトの閾値を変更するには、以下の手順に従います。
- one.newrelic.com > (アプリを選択)> 設定> アプリ> アプリ設定.
- Application server セクションから、このアプリケーションの Apdex T の値(秒単位)を設定します。
- Save application settingsを選択します。
Apdexの設定を変更すると、 APM Summary page のメインチャートに黒い縦棒が表示されます。
エンドユーザー(ブラウザ)のApdex設定
ブラウザ監視用のApdex Tのデフォルトの閾値は7.0秒です。Apdex Tのデフォルトのエンドユーザー用閾値を変更するには、以下の手順に従います。
- one.newrelic.com > ブラウザ> (アプリを選択)> 設定> アプリの設定...にアクセスします。
- Settings ページから、エンドユーザー Apdex T の値(単位:秒)を設定します。
- Save application settingsを選択します。
キートランザクション Apdex設定
キートランザクションにカスタムApdex値 を設定することができます。これらの値は、キー・トランザクションの親アプリケーションのAPMおよびブラウザのApdex値とは独立しています。キー・トランザクションは、それぞれのApdex T値に基づいて、全体のApdexスコアに貢献します。デフォルト値は親アプリケーションから継承されます。
Apdexの警告
また、 Apdex のアラート条件 を設定することができます。Apdex のスコアが 定義した閾値 を通過すると、New Relic は通知機構(チャンネル)にアラートを送信します。
ヒント
Apdexのスコアについては、 Warning (yellow) conditions higher than Critical (red) conditions を設定します。これにより、Apdexレベルが不満足なレベル以下になる前に、お客様の体験をモニターすることができます。